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小さな紙クズから生まれた恋物語 ~My family,My husband~

「今日、若い子が足場から落ちて ・・・」

「まあ?大変、っで どうしたの?」

「俺が病院へ連れてった」

「ん~ どこの?」

「お前とこや」

「あっそうなん? うちへきたんや?
 私がまだ居た時かな? 何時ごろ?」

「時間外やったし ・・・」

「あっ じゃ~私はいないか っでその子は」
「お前はいたよ。 駐輪場で見た」

「帰るところね。 大丈夫だったの?」
「男の人と喋ってた ・・・」
「えっ? それ私の話? 若い子は?」
「どうもない 軽い打撲。
 受付済ましてまた駐輪場覗いてみたら
  今度はお前が泣いてた ・・・」

「あぁ~ 部長さんやわ^^
 患者さんへの対応で怒られてたから」

「部長は知ってるよ? もっと若い男や」

「えっ~ 誰やろ? 見間違いじゃない?」

「一旦、保険のことやらで呼ばれて
 中に入ったけどお前の事が気になるし
  また外へ出てみたら ・・・」
「もういなかったでしょ?
 怒られたあとスグに帰ったから^^」

「イヤ、その男と抱き合ってキスしてた」

「・・・・・ ・・・・・」

『瑠美 パート 45歳』 妻の告白


「ほんで ・・・」

「パパ もういい ・・・
 万由がお風呂から上がってくる ・・・」

「この話から逃げるつもりか?」

「逃げない。 ちゃんと話すから ・・・」
 

主人(鍋島謙一 45歳)と交わした
昨年、10月の夫婦の会話

私の浮気を疑うような内容ですが
このとき主人は怒ることもなく
ごく普通に話してくれました。

功を奏したのは明確な意思
例え窮地に追いやられても
逃げない覚悟で臨んだからです

ただ ・・・
あの空気をもう一度経験する勇気は
私にはありません ・・・

※※※

子供
「オバちゃん(クチャクチャ) ヤギww」

「そんな印刷したもの食べちゃダメ^^」


「お姉さん ヤギw(クチャクチャ)」

「どうぞ後ろがつかえてますので
 スムーズにお進みくださ~い」

「ちょっとwお姉さん 子供は構うのに^^」

2年前の秋 ・・・

主人に他人とのキスを目撃された
ちょうど一年前になります。

それまでも
患者様の付き添いで来られていた男性
小沼敦さん 38歳

ご自分が住むマンションの
管理人(おばあちゃん)の付き添いを
失業中だった彼が望んでしていたこと。


病院勤務の私の立ち位置は精算機前です。
ときどき入れ替わりはあるけどほぼ定位置
楽な風に見られる仕事ですが
診察後の待ち時間が長いと
皆さん小言が多く
早く帰宅したくてイライラしている人もいる
機械オンチなお年寄り相手も結構大変。

そこへ大の大人のかまってちゃん ・・・

だと思っていた。 最初は ・・・


小沼
「はい。 あげる^^」

「捨てときますね」

「捨てたらあかんで? ちゃんと見てや?」

「えっ?」

【お茶に 150】

「あっ はぁ~ ・・・
 次お待ちの方どうぞ~?」

小沼
「あかんか?」

「すみません 今は忙しいので ・・・」

銀行や郵便局、
役所などにもある「小さな番号札」
待ってる間は重要なものでしょうが
私の所へ来た時にはもうただの紙クズです
清算して帰るだけですから ・・・

その番号札に
ボールペンで文字を書き加え私に渡す彼
これが何度か続きます。

小沼
「はい^^」

「あはぁ~ ・・・」

「ちゃんと見てや^^?」

【お茶くらい 118ろ?】

【394パフェ食べたくない^^?】

【俺、美味いコーヒーなら
 245杯は飲めるで^^?】

初めはお茶の誘い文句ばかりですが
私が乗らないからなのか
徐々に笑いネタも入り混じってきます

それが気持ちに余裕のあるときは
クスっと笑ってしまったり
彼が順番を待っていると会釈したり ・・・

そしてある日 ・・・

小沼
「はい^^ これとっても大事w」

「あはぁ~^^ またですか~^^?」

【今日、006時に待ってる】

「あっ これ ・・・」

小沼
「いつも自転車で帰るやろ^^?
 駐輪場で待ってるし、美味しいコーヒー
  245杯飲みに行こう?(笑)」

「そんな飲めませんしww」


仕事終わりが5時 ・・・
彼は6時と言ってたけど
子供を抱える主婦に時間の余裕はない
とにかく駐輪場へ行ってみて、もし!
彼がいれば
その辺の喫茶店でお茶くらい ・・・

「あぁ~ ・・・」

小沼
「早めにきといて良かった^^」

初めての帰宅時デート
近くの喫茶店へ行きました。 もちろん!
興味がない人とはこんなことしません。

これが三度続いたあとの4度目の日

小沼
「奥さん 休みとれるか?」

「とれるけど なんで?」

喫茶店のテーブルの上に彼が置いた物は

【ホテルへ154?】

ホテルへ行こうよ ・・・

会話がとても楽しい人、話上手
彼とお茶をした日は心も軽くなり
家族との触れ合いも円満に過ごせます
だからこのお誘いの時にはもう
半分以上は傾いていた私 ・・・

小沼
「いつ取れる?」

「メールします ・・・」

「休みの日をメールで教えてくれるんか?」

「とにかくメールします ・・・」

「もう会えへんっていうメールじゃないよな?」

半分決心がついていても
ホテルへ誘われた人妻が「はい行きます」
なんてその場で言えるわけがなく
自宅へ戻りもう一度考え答えを出しました。


小沼
「言うてみるもんや^^」

「自分でも驚いてる ・・・」

「どのへんを気にいってくれた~?
 番号札か? それとも ・・・」

「久しぶりに
 心の底から笑った気がするから ・・・
  はぁ~ あぁ~ ・・・」

「奥さんの笑顔は可愛い ・・・
 それと制服の下のこれもいい~!」

「あぁん~ はぁ~ ・・・」

「Eカップくらい?」

「今はDかな~ ああぁ~! あっ ・・・」

「いっぱい吸ってええか~?」

「はぁ~ 吸って? 気持ちいい~~~」


小沼さんとの関係は約一年続きました。

魔がさしたというより
心にまで入り込める大きな隙間が
私にあったんだと思います。

中学から幼馴染の主人とは
仲がいい夫婦と言われるけど。それだけ。
深く愛し合った時期は遠い過去のことで
倦怠期の延長戦をずっと!
観客が見守る中でやっていたようなもの。

他人から良くみられたい ・・・
だからイイ夫婦を
必死に演じていたのかも知れません


小沼
「ルミちゃん ・・・
 茨城 ・・・。 ええとこやで?」

「そんなの知ってる^^
 この一年でいっぱい聞かされたし」

「そうやった^^ 
 18でこっちに来てからほとんど帰らず
  結婚もせんと20年やってきたけど
   とうとう帰る時がきたわ^^」

「なに? なにかあったの?」

「ん~ うちのお袋が ・・・」


お母さんが病気だと聞かされました

彼は大阪の大学へ進学するため
故郷の茨城から離れその後もずっと
関西での一人暮らし ・・・

「じゃあ~ 一旦帰るの?」

小沼
「イヤ、一旦じゃない ・・・」

「茨城に帰ってしまうってこと?!」

「そこでルミちゃんに相談や~
 病気で伏せる母親に嫁でも連れて行けば
  元気になるんじゃないかと思って ・・・」

「嫁って わたし~ ・・・」

「ええとこやで?」

わかりやすく言えば「離婚して欲しい」
離婚して俺について来てくれ ・・・
そんな風に受け止めましたが
それは無理難題。不可能なこと ・・・

彼に時間を頂きましたけど
私の考えは変わらず決着したのが
逢瀬を主人に目撃された前日 ・・・

「ごめんね ・・・」

小沼
「好きでいてくれたか?この一年 ・・・」

「もちろん~ ・・・」

「それでいい。 俺が言ったことは間違いや」

「結婚してなかったら ・・・」
「もういい。ルミちゃんの気持ちは伝わった」

「はぁ~ 淋しくなる ・・・」

「明日、新幹線乗る前に寄るから」

「絶対に来て?!」

「行くよ ルミちゃん~?!」

「ああっ あぁ~ 小沼さん! そこっ!!」

「最後はいっぱい悦ばせてあげる」


彼とのセックスは凄くいいもの
ただの浮気相手ではなくそこにはいつも
愛情が存在していました。でないと
竹を割ったような性格の私が
一年も夫を裏切ることはありません ・・・

「はぁん~ 愛してる!」

小沼
「最後にそれ言うか~?」

「離れるからって
 急に気持ちが冷めるわけじゃないし~」

「じゃあ俺も言おう~
 病院で初めて見たとき惚れてしまった
  今でも! ルミに惚れてる!!」
 
「あぁ~ 愛してる! 強く抱いて?!」

「ルミ~ 愛してるよ~?!」

「はぁ~~! 気持ちいい~~~
 帰る前におま○こ壊していって?!」

「他の男が使えんように~?!」

「そぉ~! いっぱい突いて壊して~?!」

「ルミのそういうとこが大好きやッ!」

「私も大好き! あぁん~ 気持ちいい!!」

「夕方まで突きまくってやる! ここッ?!」

「ああぁ~~ いいっ~~~!!」

「ここを壊して欲しいんやろ~?!」

「ああっ!! 凄い! もっとして~?!」

「いやらしい~人妻や ・・・」

「はぁ~ 興奮する!」

「ここを擦って欲しいんか? 奥さん ・・・」

「いやん~ ルミって言って!」

「顔が赤くなってきた。 大丈夫か?」

「大丈夫じゃない! もう逝きそう ・・・」

「他の男に奥さんとか言わせて
 興奮してたらあかんぞ? ルミ~?!」

「言わせない! 小沼さんだけ!!」

「ルミ~ 愛してるよ!」

「あっ~ そこ!!」

「ルミ~!!」

「あぁ~~! 小沼さん 乳首吸って?!」

「ルミっ~!!!!!」

「あぁ~ やだッ逝く!!!
 愛してる! 大好きっ!! あっダメ!!
  逝くぅぅぅぅっ~~!! あぁん~~
   イヤっ!! 気持ちいい~~~~~」



離れたあとも
継続して付き合うことを選ばなかったのは
それが二人の性格 ・・・
としか例えようがありません
どちらもハッキリしていた。

あっというまに終わりを告げたけど
心に残るほど好きになった人だけに
そのまま! いい思い出のままで ・・・

※※※

「何時?」

小沼
「19時の新幹線 ・・・」

「そぉ~ お別れね ・・・(泣)」

「ルミ 誰もいいひんし ・・・」

「病院では無理^^
 そのために昨日たくさんしたでしょ~^^」

「そやな^^ じゃあそろそろ行くわ
 最後にハグだけ。 それはいいやろ?」

「いいよ ・・・」


キスをしたのはこのときでした ・・・


※※※


「パパ遅かったわね~? お疲れさま~」

主人
「ちょっとバタバタしてた ・・・
 若い子が足場から落ちて ・・・」

「あら? まあ大変 ・・・」

まさか主人が見ていたとは夢にも思わず
オロオロとしてしまいましたが
事実に近い話を
思い切ってする覚悟でいた私
本当の気持ちは本気でないと伝わらない。


「もういなかったでしょ?
 怒られたあとスグに帰ったから^^」

「イヤ、その男と抱き合ってキスしてた」

「・・・・・ ・・・・・」

「ほんで ・・・」

「子供がお風呂から上がってくる。
 パパ? あとで寝室で話します ・・・」

「その必要はない ・・・」

「ちゃんと説明したいの」

「説明より俺の質問に答えろ?」

「なに?」

「家族を選んだんやな?」

「ええっ ・・・?」

「あの男より俺を選んだんやな?!」

「パパ~!!」

「おいおいっ! なんや?!」

「ごめん~ なんか思わず ・・・」

「急に近づくさかい叩かれると思ったわ」

「なんで私がパパを叩くのよ~ ・・・」

「叩かれるとホコリが舞うからな ・・・」

「パパ~~?!」

「腹減った。 飯の用意してくれ?」

「すぐ出来る!
 今日はパパの大好物よ~^^」


浮気をした私に
主人を追及する資格はありません
チョットは気になるけど ・・・


「あぁん~ パパ 来てぇ~?」

主人
「ちょっと待て ゴムはめるわ ・・・」

「そんなのいらないよ~?」

「一応な。 どこや? ゴム ・・・」

「ドレッサーの引き出し ・・・」

「おおっ んっ?! なんやこれ?
 病院の番号札とちゃうか?
  色々字が書いてるけど ・・・」

「ついでに捨てといて?」

「ゴミ箱に捨てたらええんか?」

「うん。 ただの紙クズだから ・・・」


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