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色敵(いろがたき) ①

このお話しは全部で3話あります。

色敵(いろがたき) ①
色敵(いろがたき) ②
色敵(いろがたき) ③

※すべて別窓で開きます。




今日は主人の機嫌がとても悪い

今にも物が飛んできそうな ・・・

『沙織 専業主婦 38歳』 妻の告白

私の住む町内に川崎さんというご婦人がおられます。
未亡人のご夫人で
ご主人が亡くなられてから 淋しさからなのか
少し、人あたりが変わられました ・・・

その標的にされたのが私
以前、標的にされた篠田さんご夫婦は引っ越されました。
詳しくは知りませんが 最終的に夫婦間で話し合われたのだと思います。

私ども夫婦は今始まったばかり ・・・


主人 優介(40歳) と 結婚したのは
今から15年前のこと。中学生の娘と
小学生の息子がいます。

主人は土木技術者で海外出張なども多く
今回はタイから帰ってきたところ。

そして、例の川崎さんに何かを吹き込まれたらしいんです ・・・

留守の多い主人の代わりに去年から2年の約束で
町内の役を持たされました。会計なんですが
二人でしています。そのお相手が松阪さんと言って
私と同じ38歳の独身の男性です。

3年前に引っ越されてきたんですが
町内の誰もがびっくりするほどハンサムな方で
最初の頃は主人も冷やかしていたんですよ~
お前のタイプじゃないのか と ・・・ 笑って ・・・

それが去年、役を一緒に受け持ったあたりから
急に狂ったように怒り出して ・・・
わかります。心配してるんだと ・・・

役で出掛けて帰ってきたら
もう怒ってるんです。

何も怒られるようなことはしていませんし
集金にまわったり、お金の集計をしたり それだけ。
会計に二人、必要なのは最後の最後まで
きっちりと残高が合うように 間違ったことのないように
二人でしっかりと預かってくださいね と いう意味。

何を吹き込んだのかは分かりません。

「町内で噂が広まってるらしいやんけーーーー」 と
怒鳴っていました ・・・


出張が多いから今の仕事が嫌だと前から言っていました。
今はその主人のおかげでいい暮らしをさせてもらっていますが
私のことが心配であるなら辞めてもらってもいいと
思っています。疑われるのも気持ちがいいもんじゃないし ・・・


でも、この問題がさらに大きく発展したのは
今年に入って直後のことでした。

正月明けに出張から帰って来た主人の携帯を
覗いてしまったんです。
おそらく、リアルタイムで3時間前とか2時間前のもので
メールのお相手は同僚っぽい女性の方。

この時の出張は中国でした。
あちらにその女性は残っておられるのか?わかりません
メールの内容は
「早く戻ってきてね」
これはまだ許せました ・・・

そして その次が
「奥さんとエッチなんかしたら許さないから」 でした ・・・

エッチなんかもうここ5年ほどしてませんが ・・・
そういう問題ではなく ・・・ 
と いうことは この女性とそういう関係にあると言うことでしょう。

他の女性とエッチな関係にある ・・・
もちろん これも許せません。 でも私がもっと許せないのは
そんなことをしておきながら
主人の留守を何事もなく守っている私に対して
因縁をつけるかのように私に浮気のレッテルを貼ろうとすることでした。


そして、主人が中国へ戻ったあと 2月に会計の打ち合わせがあり
松阪さんのお宅へ行った時に相談をしたんです。

これはよくあるような浮気の相談ではなくて
出張の多い男性の海外での生活状況と言いましょうか
そういうことです。 なぜなら ・・・
松阪さんも主人と似たようなお仕事をされていますので
出張が多いと聞いていました。

一人でも生活出来るもんなんですか?
主人がどういう食生活をしているのか心配です。
と こんな感じでした。

そのお話しを松阪さんが吉田さんという奥さんに
話されてしまったんです。
ご主人のことを思う優しい女性だと ・・・ 私のことを

吉田さんは町会長の奥様で45歳くらいの方
会計の報告に行かれた時だと思います。

この話しがめぐり巡って川崎さんに知れ
中国から帰ってきた主人に怒鳴られる原因になりました。

私は知っていました ・・・
この吉田さんが松阪さんに好意をもっていること。

頻繁に松阪さんのお宅へ行かれるのを見ています。
多分、町内のことでと ・・・ 何かと理由を作られて
行かれるんだと思います。

しかし ・・・ 3月ごろに目撃してしまいました。

予定外の寄付金を頂いたので会計の調整にと
松阪さんのお宅へ行った時です。
玄関が開いているのに出て来られないので
しばらく待たせてもらっていると ・・・

なんと ・・・ 
奥のリビングをバスタオル1枚で歩く吉田さんの姿を見てしまった。
吉田さんは私の存在に気付くことなく消えたので
私は急いで家に帰りました ・・・

松阪さんもやっぱり男の人
言い寄られると そういう関係になってしまうんでしょうね

しかし その時はそれだけ
別に何も特別意識もしませんでした。

ただ ・・・ 私が知っているのに
川崎さんが気付いてないわけがない
あの人は 会長夫人は標的にしないんだわ 
そこだけが腹の立つところでした。

そして 5月にまた 松阪さんの色恋を見つけてしまったんです。

今度は役員はされていませんが
町内の接骨院の奥様。超綺麗な奥様ですが
この方も年齢は44歳くらい。
会計のことで松阪さんのお宅へ訪問した時に
玄関でキスをされていたんです。

このときは さすがに見つかってしまいました ・・・
そして、接骨院の奥様が帰られたあと 会計の話しを済ませ
帰ろうとしたとき、松阪さんに口止めをされました。
私は口が堅いから大丈夫です と 答えました。

そして、夏
7月にまた メール事件が勃発したんです。

主人は私がメールなんて見るわけがないと思っているので
完全無防備状態です。
今度は国内の東京での出張でした。

若い女性でしょう~
絵文字なんかもふんだんに使って

「誕生日プレゼントありがとう」
まあ これはまだ許せます ・・・

「優介さんに抱かれていると幸せを感じるの
  昨日会ったのに もう淋しくて ・・・」

どれだけ遊んでるんでしょうか うちの主人は
私には堅いことばかり言って 押し付けるくせに
実はこの出張から帰ってきたときも
私に怒っていたんです
役員の打ち合わせが多すぎると ・・・

辞めてもいいんですよ? そんなに心配なら ・・・
と 言いますと それはあかん 迷惑がかかると言います。
自分が遊んでいるので私も遊んでいると思っているのでしょうか?

ハッキリ言いますと
私は主人と結婚したのが23歳の時です。
両親が共に教職員でお堅い家で育ったと思っています。
大学の時に2人ほどお付き合いをした男性がいますが
映画を観る程度のお付き合い
キスくらいの経験はありますが
22歳で知り合った主人が初めての男性です。

もちろん結婚後も浮気のうの字もありません。

それを一番良く知っているのは主人です。
なのに 私を疑ってレッテルを貼りたがる ・・・ 
意味がわかりません。

他の女性を抱いて幸せに感じさせる暇があるなら
自分の奥さんをもっと大事にしなさいよ 
と 少し怒りが込み上げました。

そして このメールを見た次の日に
会計で松阪さんのお宅に行ったんです ・・・

油断だらけでした ・・・
主人の携帯よりも完全無防備状態でした ・・・

30分ほどで会計のお話しが終わり
お茶を頂いてたんです。

手を握られました ・・・
そして あの甘いマスクで口説かれました
「いつ見ても綺麗ですね 奥に行きませんか?」 と ・・・

生まれて初めての経験です。
でも 主人の顔がパっと浮かび 逃げるように家に帰りました。

すると主人に
「また あいつとこで浮気か」 なんて言われました。

あなたの顔を思い出して逃げてきたんですよ!
と 言ってやりたかった ・・・ 悔しかった ・・・

自分は私の顔も思い出すことなく
よその女を幸せにすることに躍起になっているくせに ・・・

その3日後 主人は東京出張に行きました。
上の子はお友達のお母さんに連れられて1泊で海水浴に
下の息子も林間学校で今日はいません。

夕方、スーパーで買い物をした帰りに
松阪さんと会いました。「こんばんは」 と 挨拶だけしました。

でも、家に帰ったとき この前のあの言葉を思い出したんです。
「いつ見ても綺麗ですね 奥に行きませんか?」

今日なら ・・・
今日誘われたら 奥に行ってしまうかも ・・・

テーブルに買い物袋を2つ置いたまま 何も手につきません
そうです ・・・ 行くか 行かないでおくべきか 迷っていたんです。

主人以外の男性との経験が少ないとは言え 私も子供ではありません。

あのハンサムな男性に抱かれでもしたら
私こそ 主人そっちのけで のめり込んでしまうのではないか ・・・

それと ・・・ 迷ってる理由がもう1つあります。

すでに 接骨院の奥様と 町会長の奥様との密会を見ています。
何人もの方と不倫関係にある男性は望ましくない ・・・
初めての浮気で 他の女性と競争なんて嫌です。

でも 行きたい ・・・
今日しかない ・・・ しかも今は帰られて 家にもおられるはず ・・・

2分後に 松阪さんのお宅のチャイムを鳴らしていました ・・・

「はい どうされました?会計の ・・・ 何かありましたっけ?」

「いえ ・・・」

「入られます? ご飯を作っていた最中なんで ・・・」

「あっ ノートを忘れました。 何やってるんだか ・・・ また来ます~」

と 言って帰ろうとしたときに

手を引っ張られて ・・・ そのまま 奥の部屋へ
玄関からは一切見えない ベッドのある部屋まで連れていかれました。

そして キスを迫られたとき とっさに ・・・

「私一人じゃないなら 嫌です ・・・」 
と 言いました ・・・


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