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幻のユートピア

「おじさん これは流行ったの?」

「どれ?ジャケットを見せて ・・・
 あっ~ ガンダーラ ゴダイゴやな」

「ちょっと かけてみていいですか?」

「かまへんで」


「静かな曲 
 なんか切ない ・・・」

「結構流行った曲やで
 ドラマのテーマソングになったしな」

「へぇ~」

『妙子 主婦 28歳』 妻の告白

ここは骨董品屋さんです
と いっても高尚なもの
高価な品は何もありません
興味のない人にとっては
ただの「ゴミ屋敷」みたいな
ガラクタショップ

大学へ入って
最初に入会したサークルが
音楽サークルでした
そして、そこで知り合った友達の影響で
古いレコードに関心を持ち
レコード収集を始めるようになります

色んな中古レコード屋さんに出掛け
掘り出しものを漁る毎日でしたが
レコードショップに来ても
プレミアはあまりないことに気付き
次に骨董品屋さんをウロウロしていて
最後、ここに辿りつきました ・・・

このお店 ・・・
今は私の家です

ガラクタ屋は義父がやっていて
義母が隣で喫茶店をしていました
その喫茶店を一緒に手伝っていたのが
うちのひと 若松利樹 34歳

「毎日来てるけど
 学校はちゃんと行ってんのか?」

「行ってますよ
 そういうお兄さんこそ
  行ってるんですか?」

「ハハ^^
 俺、そんな若く見えんのか?」

当時、私は18歳
同じ学生に見えた主人は24歳でした

そして、この2人が
ここから2年後
私がハタチの時から交際を始め
24歳で結婚しました
子供はまだいません

主人のことはもちろん好きです でも
この家に嫁ぐことを決心させたのは
やはり
アンティークなものに囲まれた生活 
かな ・・・

当時からそうだったんですが
夕方になると 
解体業者がほうぼうから集まってきて
軽トラックに山盛りの家財道具を ・・・
パっと見 ホント ゴミなんですけどね^^

おじさん(義父)が
一台1000円で買い取ります

何が出てくるか分かりません
もしかしたら 何百万もする
骨董品があるかもしれない
一種の「あてもん」みたいなものです

私は学校からここへ直行して
そのゴミの中から
古いレコードを探していました 
いわば一番乗り
翌日、店頭に並ぶはずのものを
誰よりも先に検分出来る特権 ・・・

当時から義父に
可愛がられていたせいです


主人と結婚して4年が経ちました
平和で楽しい生活を送っています

でも ・・・
今年の春 ある出来事

出来事じゃない 過ちです
私が過ちを犯してしまいました


ある日
ガラクタ屋のほうで
店番をしているときだった

30代後半か 40代前半くらいの
男性のお客さまが来られ
一時間ほどお店の中で
品物を見ておられました

そして ・・・

「すみません
 これ おいくらですか?」

「あれ?値札シール貼ってませんか?」

「いえ ・・・
 ないんですけど ・・・」

手に持たれていたのは中古のレコード

「ジャケット見せてもらえますか?」
と 私が言うと 
こちらを振り向き品物をかざして

「アハ^^ ガンダーラですね
 まだ あったんや~
  ゴダイゴと言うグループの ・・・」

「ええっ 知ってます
 私の年代に流行った曲ですから」

「あっ そうですか ・・・
 値段は ・・・
  父が帰って来ないと
   今はわからないですね
    すみません ・・・」

「また来ますから
 店主様に聞いておいてください
  あっ それと ・・・」

この近くに他のガラクタショップは
ありませんかと尋ねられ ・・・

「骨董品屋は結構あるんですけど
 うちみたいなガラクタショップは
  2軒 ・・・ あったかな」

「場所 教えて頂けませんか?」

「ええっ ・・・
 口で説明するのは難しいです
  私が一緒に行きますけど?」

「じゃ お願いしようかな~」

「ちょっと待ってくださいね
 主人に店番をお願いします^^」


後で分かったことですが
こちらの男性は
茨城県から来られた方で
室井勇次さん 44歳

仲介屋というのか
ブローカーというのか
アンティークの掘り出し物を見つけては
古美術商に売る
そんな商いをされています


一軒目 ・・・
私も昔に行ったことのあるお店
そこへ案内したんですけど
古いレコードが多くて
彼と一緒になって 漁っていました


「お姉さんも
 好きなんですか 古いレコード」

「ええっ^^ 好きです
 趣味が高じて
  あのお店に嫁いだんです
   室井さんは全国を
    まわっていらっしゃるんですか?」

「そうですね ・・・
 といっても 九州までかな
  沖縄、北海道以外は
   だいたい どこでも行きます」

「じゃ 毎日そういうお店に?」

「ほぼ毎日ですね」

「いいな~
 そういう生活 憧れます~」

「今日、明日はまだ
 こっちにいますけど
  あさってからは広島です」

「へぇ~」

「このお店で1000枚くらいでしょ
 広島は万枚のお店が
  数軒ありますよ
   一緒に行かれますか?」

「ええっ?! 行きた~~い^^」


お宝レコードを探しているときは
アドレナリンが放出されていると思うんです
一種の興奮状態にあって 
気持ちが良くなる ・・・

集中して自分の世界に
入れるから実のある時間を
過ごせるというのもあります

そして、レアものを発見したときは
さらに満足感も得られるから
やめられないんですよね~

万枚とか聞いてしまうと ・・・


「行っていい~?」

主人
「あかんて言うたら
 2ヶ月くらいスネそうやな^^」

「そんなことはないけど
 行ってみたいの ・・・」

「かまへんけど
 帰りも送ってもらえんのけ?
  広島やとここから行きだけで
   3時間はかかるで」

「新幹線でもなんでも
 その日のうちに必ず帰ってくるし
  お願い 利樹君 ・・・」

家に戻ると速攻で
主人に広島行きの話しをしました
ガラクタ屋巡り とくに
中古レコードに関しては
私の一番の趣味であることを
主人は良く知っていますので
渋々かもしれませんが
行ってもいいと承諾してくれたんです

条件は日帰り ・・・

そして当日の朝
室井さんが車で迎えに来られて
主人とも言葉を交わされ
広島へと出発しました


※※※


「あの これ ・・・」

「あぁ ゴダイゴ おいくらでした?」

「料金はもういいです
 連れて行ってもらうから
  それと引き換えということで^^」

「そうですか
 車内でレコードは聞けないし
  CDでガンダーラ聞きましょうか」
と 室井さんが言い
私がCDケースの中から探して
かけてあげました

そして ・・・

「僕は ・・・
 ユートピア見つけましたよ」

アラフォー世代の方なら
ご存知かもしれませんが歌詞の中に

何処かにあるユートピア
どうしたら行けるのだろう
教えて欲しい

という節があって 私はてっきり
お宝が眠っていそうな
誰も知らない無名のガラクタ屋を
想像していたんです ・・・

「もしかして ・・・
 今から連れてくださるお店?
  そんな凄い所なんですか~^^」

「いえ お店じゃない
 僕のユートピアは奥さんですよ」

「えっ? 私が ・・・」

「はい ・・・
 レコード おいくらですかと尋ねて
  奥さんがこちらを見られたとき
   あまりの美しさに驚きました」

「美しい って 嬉しいな^^」

「菩薩ですよ ・・・
 金色の光 後光が差していました」

「ホントですか^^」


室井さんの真剣な眼差しに対して
私は笑うことしか出来なかった

もうこの車内から
前哨戦は始まっていたんです 

私が過ちを犯した相手はこの方 ・・・


お昼前 広島のお店に到着しました
そして いきなりアドレナリンが全開

60年代の中古レコードの宝庫だった


夕方の6時までお店にいました
夢中になって
時間を忘れていたんです ・・・

すると室井さんが
「今日はこのくらいにして
 明日、2軒目に行きましょうか」
と 言われました

「泊まりですか?」

「この時間から帰っていては
 僕の体力がもちませんから ・・・」

このときの私 ・・・
帰らないといけない という思いより
どうやって主人に言い訳をするかを
すでに考え始めていました

2軒目も3軒目も行きたい ・・・

ギリギリまで
連絡しないでおこうと決めたのは
事後報告なら主人も諦めるしかない
と考えたからです。

ビジネスホテルに
一部屋ずつ借りて入りましたが
室井さんの部屋で
この日、発見して購入した
レアものレコードについて話したり
音楽の話題で盛り上がりました

時間は夜の10時
まだ主人から連絡はありません

「じゃ そろそろ
 自分の部屋に戻ります ・・・」
と 私が言って 立ち上がろうとしたとき
室井さんが私の手を握り

「もう少し話していたい ・・・」

その時の真剣な彼の目を見て
欲情してしまった私 ・・・

おそらく、この日一日
アドレナリンが出っ放しで
部屋に入ってからも自分の大好きな
趣味の話しで盛り上がっていた。 しかも 
相手も共通の趣味という
語らいには最高のパートナー

私も本当は部屋に戻りたくなかった 

腰をおろし 膝をついたまま
彼に優しく抱かれました ・・・

「室井さん わたし ・・・」

「何も言わないほうがいい
 成り行きにまかせましょう ・・・」
と言われ キスを許してしまった

もしかすると
私の記憶が正しければ
アドレナリンが放出している状態で
キスをするのは
初めてのことかもしれません

主人とでも こんなにいやらしく
自分から舌を絡めたりしないのに
室井さんの舌に 
まとわりつくようにして
大量の唾液を交換しました

この時点で もう あそこは
びしょ濡れです ・・・

ベッドで全裸になって
肌を重ねると さらに興奮し
あっというまに 
シックスナインから正常位での挿入まで
なんの躊躇もためらいもなく ・・・

そして
主人からのコールがあった時は

四つん這いになり バックから
カチカチに勃起したペニスを突き刺され 
よがり啼き 髪を振り乱して
悦んでいる時でした ・・・


『あぁ~ 利樹君 ・・・』

主人
『遅いな こっちに向かってる?』

『うん~ 向かってたんだけど
 途中でパンクして
  仕方なく戻ってきたの ごめん
   泊まることになりそう ・・・』

『そか しゃあないな
 室井さんはいるんか?』

『別々の部屋だし
 もう 寝てるんじゃないかな』

『わかった
 明日は必ず帰って来いよ』

『心配かけて ごめんね
 明日帰ります ・・・』


電話の最中、我慢していたけど
主人と話しているというのに
ずっと腰をふり
おま○この気持ちのいいところを
擦り続けていた彼 ・・・

「室井さん ・・・
 電話のときくらいは ・・・」

「ごめん 気持ち良くって
 奥さんのおま○こ ・・・」


ああっ 最高 ・・・
主人の声を聞いて 
余計に興奮してきたのか

私の露は溢れ 
乳首はビンビンに勃起して
おま○こには室井さんの太いペニス
さらに右手をクリトリスに延ばされ

「あぁ~ 凄い感じるぅ~
 もうダメかも 室井さん はぁ~」

「明日の朝まで
 おま○こ突きっぱなしだと
  どうなりますか 奥さん」

「いやっ~
 そんなの 死んじゃいます ・・・」

「こんな美しい人を殺すわけがない
 奥さん ユートピアへ行きましょう
  少し腰を落として
   前のめりになってください」

今でも十分、感じまくっているのに
言われた通り 腰を落とすと
さらに奥の深いところまで侵入され

「あっ~ 室井さん そこっ!」

「僕はユートピアへ辿り着きました
 今度は奥さんの番ですよ ・・・」

室井さんが突き刺してる箇所は
主人のペニスだと到達不可能なスポット

もう私 限界です
利樹君 嘘ついてゴメンなさい ・・・

「あっダメ! 逝きそう ・・・」

「お尻のフリフリを見ていると
 もっと突いて欲しそうですけど?」

「イヤっ 気持ちいいから もう逝く」

「見えてますか ユートピア」

「見えてる ・・・」

「ここでしょっ?! 奥さん~」

「はぁん~! そこっ
 そこもっと突いて 擦って~~」

「あぁ~ 奥さんのおま○こ
 気持ち良過ぎる~ ほらっ~!」

「あっダメ逝く ・・・
 いやっん~ 気持ちいい~~
  あっ! 逝くぅぅぅ~~~~!!」



室井さんからは
今でもときどき メールが来ます
今日はどこどこのお店で
お宝を発見しましたよ 
という風な報告メールです

羨ましい 私も行きたい
という気持ちになりますが
行けば 逝くことになってしまいます

ガンダーラの2番の歌詞に

ユートピア
心の中に生きる
幻なのか

という節があります ・・・

次に室井さんに誘われても
しっかりとお断りした上で
彼は ・・・
あの出来事は ・・・ 
幻だったと 私の心の中だけにしまい
これからは主人に償っていきたい
今はそんな気持ちでいます ・・・


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